ドラフト会議で働く場所が決まるプロ野球選手と違い、司法書士は自分で選べるのだからよく考えて選ぼう

今日はドラフト会議がありましたね。
今年は投手豊作の年。
競合したときの「くじ引き」は見ていて毎年ドキドキします。

それにしても。

自分がこれから働く場所が「くじ引き」で決まるってなかなかヘビーですよね。
いくら「その業界に行きたい!」と思っても“行きたい職場”に行けないのだから。

くじ引きですよ!?
住む場所も同僚も環境もすべて違うのに、くじ引きです。

「プロ野球選手って大変…」

そう考えると、我々司法書士は試験に合格した後に経験を積むために入れる事務所を選べるのだから幸せ者です。

経験を積む事務所は戦略的に選ぶ

口述試験も無事終わり、今年の本試験合格者も研修に向けて準備する頃でしょうか。
事務所探しをする方もいらっしゃるでしょう。
就職先がくじ引きで決まるわけではないので戦略的に選びたいところです。

選ぶ基準はズバリ“自分の5年後”です。

決して給与を基準に選んではいけません。
経験を積んで独立するためのステップアップの場所だと考えたら薄給でもいいくらいです。

自分はどういう司法書士になりたいのか

「自分はどういう司法書士になりたいのか」

繰り返し繰り返し自問自答してほしいと思います。
ビジョンなき就職は間違いなく流されます。
あまりに居心地がいい事務所だと独立とかどうでもよくなります。
それでいいならいいのですが、国家資格者たるもの独立してナンボだと私は思います。

成年後見を中心業務に据えてやっていきたいのなら、成年後見業務を中心にやっている事務所に。
不動産登記を中心業務に据えてやっていきたいのなら、不動産登記を中心にやっている事務所に。
法人登記を中心業務に据えてやっていきたいのなら、法人登記を中心にやっている事務所に。
司法書士業務全般をオールマイティにやっていきたいのなら、司法書士業務全般をやっている事務所。
事務所の規模を大きくしていきたいのなら、組織化している司法書士法人に。

当たり前のことなのですが、あまり考えずに就職しているひとも多いようです。

「成年後見やりたかったのに、今の事務所やってなくてさ! ありえないよね!」
ありえないのは入る前に確認しなかったあなたです。

入って色々経験してから選んでいきたいというひともいるでしょうが、何かしらの目的は持って就職してほしいと思います。
司法書士は草食が多いので事務所代表にいいように使われちゃいますよ。

さいごに

もうひとつどこかの事務所に入るときに注意したほうがいい点。
それは独立したいと考えているエリアは避けるということ。

円満に退社できればいいのですが、揉めると面倒です。
同じ支部になれば研修などで顔を合わせる機会もあるでしょう。

司法書士の業界はとにかく狭い業界なので、自由にやりたいひとは即独立でもいいかもしれませんね。
入った事務所のやり方に影響を受けすぎて新しいイノベーションが生まれないこともあるでしょうから。

いずれにしても、将来を見据えて行動してほしいなと思います。
合格直後のこの時期、これから研修の時期と浮足立つ時期になりますから。

それにしてもテーマがドラフト会議から無理やりだったかな笑

毎週木曜日朝8時メールマガジン『週刊リョウキジ』配信中!

類似の記事:

人気の記事:

はてなブックマーク - ドラフト会議で働く場所が決まるプロ野球選手と違い、司法書士は自分で選べるのだからよく考えて選ぼう
Pocket