クライアントよりも大事なのがクライアントのクライアント

法人相手の仕事をしていると忘れがちな視点があります。
それはクライアントにもクライアントがいるということです。

自分のクライアントだけがよければそれでいいのか

例えば、コンサルタントとしてクライアントの売り上げをアップさせるという依頼が来たとします。
それでコンサルの結果、クライアントの売り上げが前年比で200%アップしました。
「◯◯先生のおかげです! ありがとうございます!」

めでたし、めでたし。

と、なればいいのですが、実は“クズみたいな在庫”をうまく消費者を騙して売り切っただけだったとしたらどうでしょうか。
「ブランディングだセールステクニックだ」とコンサルタントがノウハウを駆使した結果がこれだとしたら…

「クライアントの売り上げが200%アップしているのだからいいじゃないか」
と言ってしまえばそれまでですが、クライアントのクライアント(ここでは消費者)はたまったものではないですよね。

やはりビジネスは「売り手良し、買い手良し、世間良し」の“三方良し”じゃないといけません。
誰かが儲かっている代わりに、誰かが泣くようなビジネスは長続きしないばかりかいつかしっぺ返しを喰らいます。

クライアントのクライアントにマイナスの影響を与えるサービスは提供するべきではありません。

それって誰かが幸せになる商売なんですか?

起業家や経営者のお話を伺う機会が多い私ですが、ときに「??」となるときがあります。
熱く語ってくれるのは嬉しいのですが、あまりに“独りよがり”の商売過ぎてツッコミを入れたくなることも。
売り上げ見込みとかトレンドに乗るとかもいいのですが、「それって誰かが幸せになる商売なんですか?」と聞きたくなります。
誰かがお金を払ってくれない限りは売り上げは立ちません。
「誰がそんなのに金払うんだよ!」とはさすがに言えませんが、立場上やんわりとお伝えしないといけないこともあります。

サポートするにしてもクライアントのクライアントの幸せまで、できれば考えたいものです。

さいごに

相談に乗っていて「このサービス、ダメだろうな…」と思うときは正直あります。
しかし、立場をわきまえないといけない場合もある。
ビジネスに関して求められていないアドバイスはしない主義ですし、されたくないのでしません。
土足で片足を突っ込んでいいわけがないですから。

とはいえ。

株式会社でも、合同会社でも、一般社団法人でも、フリーランスでも。
クライアントが幸せになる商品・サービスを提供するクライアントを持ち続けていきたいものです。

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