育った環境は経営に影響を与えるか

土日なので過去を振り返るシリーズ。
今日は家庭環境です。

佐藤良基の育った環境

私は宮城県栗原市の出身です。
高校卒業(岩ヶ崎高校)まで地元で過ごしました。

実家は新聞販売店(河北新報)を営業。
三歳年上の兄がいて、すでに家業を継いでいます。

物心がついたときから新聞配達の手伝いはしていました。
地元密着の新聞屋さん。

これが私の育った環境です。
この自分の育った環境。

今の私にどれほど影響を与えているでしょうか。

朝に強い

毎朝新聞配達をしていたおかげで朝にはめっぽう強い。
目覚まし時計をセットすれば、どんなに睡眠時間が短くても目が覚めます。
寝坊で遅刻することはほぼありません。というか、寝坊した記憶がないです。

司法書士受験生のときは、朝型でした。
出勤時間の2時間前には最寄りのドトールに着いて勉強。
これが日課でした。

朝に何かやるメリットは、その日にまだ何も起きていないので精神が落ち着いているということです。
夜だと、その日一日に起きたことで感情が揺れることがしばしば。
だから朝がベストです。

自営業の家庭しか知らない

自営業の家庭で育つと自営業になる。
サラリーマンの家庭で育つとサラリーマンになる。

とはよく言われていますが、例に漏れず私も自営業になりました。
自分が小さいときから「お客様からお金をいただく」という経験をしていました。
この影響は大きいと思います。

目の前で両親があくせく働く姿は、自分の将来に与える影響は大きい。
自分が親になった今、そう感じざるを得ません。

また、周囲の協力があるからこそ事業が成り立つということも忘れてはいけません。
思い出せば、しょっちゅう誰かが両親を訪ねていた気がします。

約束は守る

新聞というのは購読をすれば毎日当たり前のように投函されます。
朝起きたら今日の朝刊がすでにある。

もちろんこれは新聞販売員が毎日配達するからです。
これは毎日届けるという契約、いわば約束です。

以前、ブログでも紹介しましたが、東日本大震災のときに母から言われたことが忘れられません。

『たった一度だけ廃業を覚悟した日』
⇒ http://ryoki-blog.net/2015/03/entry4483.html

>「アホ。読者は毎朝届けられる新聞の情報だけが頼りなんだよ。お前と違ってネットで調べられる人だけじゃねーんだ。みんな楽しみに待ってんだよ。新聞が毎朝家に届くってことは当たり前のことなんだよ。」

母曰く、どんなに大変な状況でも朝起きたら新聞が“そこにある”というのが購読者との約束を守るということ。
毎朝新聞が届けられるということは当たり前のようで大変なことなのだと、新聞販売店で育った私なのに痛感したしだいです。

約束を守る。
当たり前のことなのですが、知らずに反故にしてしまっていることが少なくありません。

さいごに

育った環境が自分の経営に与える影響は少なくないな、とやはり感じます。
新聞配達って、簡単なようで簡単ではありません。

ポストによって新聞の折り方を変えないといけない。
広告の量によって折り方を変えないといけない。
雨のときは、新聞が濡れないように工夫をしないといけない。

それだけではないのですが、実は凄く奥が深いのです。
それは司法書士の仕事にも通じます。

登記事項証明書を見れば、結果として“誰がやってもいっしょ”と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
登記されるまでの過程には、ときにドラマが起こります。
そのドラマの脚本を担うのが司法書士であることも。

無事に登記が完了したときの達成感は、とても言葉では言い表わすことができません。

何もかもがうまくいかないとき。
育った環境のせいにしてしまったこともありますが、結局は育った環境のおかげで今も生きています。

実家は今、立て続けに色々なことが起こり、大変な時期を迎えています。
遠く離れた私にできることは限られているのですが、改めてここまで育ててくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

何より「良基(りょうき)」という名前。
これは本当に宝物です。
本当にありがとうございます。
まったく親孝行ができていないので、これからまだまだ精進せねば。

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