起こらないかもしれないことに怯えてる場合ではない

「月末に入金がなかったらどうしよう」
「今週の予定ドタキャンされたらどうしよう」
「今度のセミナー、全然ひとが集まらなかったらどうしよう」

どうしよう、どうしよう…。
不安です。不安で不安で仕方ありません。

しかし、しかし。
よくよく考えてみたらわかるのですが、実はまだ“何も”起きていません。

入金がなかったわけでも、ドタキャンされたわけでも、集客できなかったわけでもない。
これらの事実は実際にはまだ起きていません。

不安になる気持ちはわかるが…

これは私も経験があるのですごくよくわかるのですが、不安になって怯えたところで何も解決しません。
このような不安を解消する方法はひとつ。

「実際に起きたときに実行することをリスト化しておくこと」です。
不安というのは“見えない”から感じるもの。
見えないなら“見える化”すればいいだけです。

月末に入金がない場合の対策。
⇒督促する。内容証明を送る。取り引きを打ち切る。一時的に借り入れをする(運転資金対策)。

予定をドタキャンされた場合の対策。
⇒フィーを請求する。縁を切る。悪質な場合は事実を公表する。

集客ができなかった場合の対策。
⇒少人数を売りにしたセミナーに転換する。事情を説明して延期する。個別相談形式にする。

このように、起きたことを想定して対策をしておけば、ある程度の不安は解消されます。
実際に事実として起きたらこう対処する、というタスクにしておけば「ああだ、こうだ」と考える必要はなくなるわけです。

さいごに

一番わかりやすい代表的な例は「保険」です。
「保険には入っていないと不安」というイメージがあると思いますが、保険に入っていなくてもリスクを回避できるのであれば、必ずしも保険に入る必要はないわけです。

生命保険や医療保険だって、仮に無保険であったとしたも、万が一のことが起きたときに残された家族が不自由なく生活できる金銭がすでに存在しているのであれば、わざわざ入る必要はないはずです。

むしろ、保険料にあたる金額をそのまま自分で運用していたほうが利回りがいいから保険には入らないという方も少なくないでしょう。
それはそれで、自分の中で「起きるかもしれないことに対する不安を解消できている」からいいのです。
不安を煽られ、盲目的に勧められるがままに保険に加入して無駄に毎月保険料を支払うよりよっぽどいい。

一番よくないのは、起こらないかもしれない不安を抱えたままにしていること。
そして、その漠然と不安に襲われたまま余計なお金や時間、精神力を費やしてしまうこと。

起きていない事実に怯えているヒマがあるのなら、起きてしまったときにどうするかを考えたほうがよほど建設的です。
見えない不安は見える化を。見えてしまえば“意外と大したことないな”と思うものです。

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