なぜ、司法書士になったのか

土日は著しくアクセス数が少ないので趣向を変えます。
「過去について考える」というのはいつしかあまりしなくなったのですが、「過去があるから今がある」と考えればたまに振り返ることで得られることもあるのかなと。
「過去があって、今がある、今があるから未来がある」ということですね。

というわけで土日は自分自身を振り返る記事にします。
今日は「私がなぜ司法書士になったのか」

法律ドシロウト

私は経済学部出身(同志社大学)なので法律ドシロウトでした。
司法書士という資格が存在することも22歳当時はまったく知らず。
当時「カバチタレ!」が流行っていたので行政書士は知ってましたが、当然他人事。

大学四年間は引きこもり。バイトもせずに仕送りだけで日々を暮らすというダメっぷり。
毎日ゲーム16時間、睡眠8時間の生活。

そんな中、単位だけはなんとか四年間で取得することができました。
同志社大学出身の方はご存知かと思いますが、「講義ノート」というものが非公式(?)に販売されています。
要するに講義の板書や過去問が売られているのですね。

出席が不要な講義についてはそれを駆使することで単位は取得できました。
(だから私は大学進学の意味についてはまったく見い出すことができません。)

そんなクソみたいな学生生活だったのですが、転機が訪れます。

地元に隠居していた“じいさん”

就活もまったくしていなかった私は卒業と同時に逃げるように地元である宮城県栗原市に戻ります。
「俺はこの先どうなるのだろうか」と自分のことなのに完全に他人事。

そんなとき、実家の近所にある自動車整備工場の社長夫人より、母に連絡が入ります。

「リョウキ君、確か何にもすることないって言ってたよね?」
「千葉にある司法書士事務所で求人探してるって、今来てるじいさんが言っているのだけどどうだろう?」

このじいさん。
私の前職である司法書士事務所のボスのお父さんです。
当時、私の地元で隠居生活をしていました。
そんなとき、車が壊れたということでふとその自動車整備工場に。

結局、それが縁で私は千葉県八千代市にある司法書士事務所に就職することになりました。
これが私と司法書士の出会いです。

「何も知らないほうが教えやすいでしょ?」

私は司法書士という資格について何も知らなかった人間です。
そんな人間を前職のボスは雇いました。

不思議で不思議で仕方なかったので入所して数ヶ月経ったときにボスに聞きました。
「なんで何の役にも立たない私を雇ったのですか?」

その答えが…
「何も知らないほうが教えやすいでしょ?」
「法学部でなまじっか法律かじってるやつが一番めんどくさいんだよ。」

という答えをいただき、今も私の中での名言集にランクインしています。

結果、私はその事務所に7年以上いることに。
今、私が当たり前のように登記手続きを粛々と実行できているのはこの事務所で学んだこと・経験したことがすべてです。

ボスには今でもお世話になっており、感謝しかありません。

さいごに

お読みいただいたとおり、私は司法書士になりたくてなったわけではありません。
司法書士事務所に就職したから司法書士の資格を取り、司法書士として独立しました。

今ではもちろんやりがいを見い出しており、天職とさえ思います。

きっかけなんて何でもいいと思うのです。
“きっかけありき”でやりたいことを見つけようと思ったって見つかりっこないよと。

私はたまたま運が良く、縁に恵まれました。
あの場面で断っていたら、今私は司法書士をしていないでしょう。

そういう身の回りに当たり前のようにある“縁”を大切にできるかどうか。
それがいい“運”が生まれるきっかけなのかなと、今振り返ると思います。

以前『リョウキジ漢字あいうえお表』にも書きましたが、運と縁と恩は本当に大事だなと。

【参考】『リョウキジ漢字あいうえお表』を作りました。
⇒ http://ryoki-blog.net/2015/03/entry4431.html

私はつくづく運がいい人間だと思います。
節目節目で必ずいいことが起きていますからね。

毎週木曜日朝8時メールマガジン『週刊リョウキジ』配信中!

類似の記事:

人気の記事:

はてなブックマーク - なぜ、司法書士になったのか
Pocket