士業が生き残っていくための唯一の方法

今日は日曜日。久々に映画館で映画を見ました。
見たのは『ジャングルブック』
勇気っていいですね。私も出します、勇気、元気、良基。

今日のテーマは「士業が生き残っていくための唯一の方法」について。
専門家に支払う費用の性質について考えます。

専門家費用低額化時代

専門家の費用。明らかに以前より安くなっています。
会社設立業務は10万円を越すのは10年前は当たり前でしたが、現在は0円という時代。

これは会社設立だけではなく、ほぼ全ての士業の業務にいえることです。
給与計算、許認可、決算料…。

間違いなく専門家費用は低額化の時代。
これだけ競争も増え、情報もググれば手に入る時代ですから当然といえば当然です。

士業でも相見積もりが当たり前ですからね。
士業もある意味では“業者扱い”ということです。

士業のポータルサイトも存在します。
専門家自ら、わざわざ複数の選択肢から選ばれる道を進んだといっても過言ではないでしょう。

それでは、そんな低額化時代が到来しても、指を加えながら没落していくことを待っていることしかできないのでしょうか。

経費の対象になるから削減される

なぜ、専門家の費用が低額になってきたのか。
答えは単純で、経営者からすると「経費の対象」と見られているからです。

経費=コストですから、削減の対象になります。
同じサービスなら今よりもっと安い専門家のほうがいい。
というか、かけなくていい経費なら自社でやる。

そして、経費だから相見積もりの対象になる。
これでは引っ越し業者を探すのと何ら変わりがありません。

しかし、そういった状況にすべての士業が“専門家として”対応し切れなかった。
専門家だって生活がかかっています。

取引先から顧問料の減額を要求されたって、手続き費用の報酬を値切られたって、「それなら他をあたってください」とは簡単には言えないのが現状です。
これはこれで仕方のないことです。
いつしか専門家の側も、相見積もりを要求されたり、値切られたりすることが当然に感じるようになってしまいました。

では、どうすれば経費の対象と見られ、削減されないようになるのか。

リターンの提供

答えはひとつ。経費ではなく、投資してもらうのです。
リターンを提供することができれば、クライアントは喜んで報酬を支払ってくれるでしょう。

経費の対象だからカットされる。
投資の対象だから喜んで支払ってくれる。

とても単純です。
要するに、相手にわかりやすいリターンを提供することが約束できればいい。

この手続きは10万円です。
⇒ 高いですね、もう少し安くなりませんか?

この手続きをすることで貴社は100万円の利益を手にします。
報酬はその10%である10万円だけいただければ結構です。
⇒ え、そんな金額でいいんですか? 良心的な価格で助かります。

話はこんなに単純じゃないですが、要するにこういうことです。
クライアントはその価格が適正かどうかわかりませんし、わかるはずがありません。

その価格の正当性や妥当性は、値付けする側が提供する義務があります。
その義務を果たさずして「あいつ値切りやがって」というのは実は乱暴だということです。

高いと思われたということは、相手に価値がまったく伝わっていない証拠。
まずはその価値を理解してもらう努力をしましょう。

さいごに

今日のテーマ。私の課題でもあります。
司法書士として、士業として、とても難しい課題だと理解しています。

しかし、この課題をクリアしないかぎり、未来はありません。
AI(人工知能)にいずれすべての仕事を取られるでしょう。

私が求める「独自の価値」
終わりのない旅は続きます。

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