私が5年前に司法書士事務所を千葉県浦安市で開業した“たったひとつ”の理由

私は5年前、2010年6月5日に独立開業しました。
それまでは千葉県八千代市の司法書士事務所で約7年間勤務。
勤務しながら司法書士試験に合格し、実務の経験を積みました。

それで結婚を機に独立しようということになったのですが、やはり「どこで開業するか」が非常に重要だろうと感じていました。

「独立するのはいいけど、どこに事務所を構えようか…。」

私は地元宮城に帰る選択肢はありませんでしたのでいわゆる“地の利”はありません。
血縁関係も頼れません。
人脈なんていうのも当然ありません。
※あれば違う選択肢になっていたかもしれません

「どこにしようか…」

私が出した結論

シンプルな結論です。

「司法書士が少ないところにしよう。」

ライバルは少ない方がいいに決まっています。
仕事を取ったとか取られたとか言うのも凄くめんどくさい。
エリアが重複する同業者は何かと気を遣う存在なのです。
シンプルですよね。

当時、「夫婦の通勤の中間地点に住もう」ということで江戸川区一之江に住んでいました。
「一之江から通えるところである程度人口のいるところに開業する。」と範囲を絞り司法書士の数を調べた結果がこちらです。

司法書士数

データは3年ちょっと前のものですが現在でもあまり変わらないと思います。
見てください。一目瞭然です。

浦安には司法書士が開業できない何か理由があるんじゃないかと疑いたくなるくらいです(笑)
浦安市の人口は17万人弱。
決して多いとは言えませんが隣の葛西(江戸川区)地域や行徳(市川市)地域を入れるとバカにできないマーケットになるのです。

当時、司法書士が少ないだけじゃありませんでした。
ホームページを運営している司法書士も“たったのひとり”しかいなかったのです。
たったひとりですよ。

「よし! 一年後に浦安で独立するぞ!」
と決めた私は一年間、他の司法書士が浦安に来ないかずっとチェックしていました。
司法書士登録をすると所属する司法書士会のホームページに氏名や事務所住所が掲載されます。
毎月新規登録者がいないことを確認して安堵していました。

どう考えたってライバルがいないところで開業するのが一番です。

開業した後にわかったメリット

浦安に決めた理由はそんな感じです。
実は、開業してからわかったメリットもありました。

それは「紹介」です。

紹介ですが、傾向として東京の先生は東京の先生に。
千葉の先生は千葉の先生に。
という傾向があると思います。

東京の先生のお客様は東京のお客様。
千葉の先生のお客様は千葉のお客様。
必然的に同エリアの先生になりますね。

で、私の場合。

浦安は千葉県ですが、東京の先生からご紹介いただくことが多かったのです。
浦安はみなさんご存知「東京ディズニーランド」があるところです。
千葉ですけどほとんど東京なんですよ。
自分でも東京ディズニーランドって言っちゃってますしね。
※東京ドイツ村はおもいっきり千葉(袖ケ浦市)にありますので注意

あとはですね。
東京の先生でも千葉の自宅から通勤される方も多いんですよね。

「佐藤先生の事務所、通勤途中にあるから便利」
と言われたときに「なるほどなあ」と思いました。

やってみないとわからないことも多々ありますよね。

どこで開業するのか

独立する際に「どこ」を考える要素として「同業者の数」を考慮する必要は必ずあると思います。
専門分野がかぶれば競争は必至。
お客さんにとっては選択の幅が広がるので望ましいかもしれませんが経営は大変です。

数だけじゃなくその同業者の影響力も重要です。
日本一ウェブで集客できる事務所だと同エリア同専門分野でウェブ集客するのは至難の業でしょう。
もしかしたら同エリアの金融機関すべてを牛耳っているかもしれません。
このあたりは事前の情報収集が必要ですね。
私は独立前から浦安の勉強会に参加し、人間関係が出来上がってから懇親会で質問したりしました。

事務所を移転するのは結構大変です。
地域を変える場合、それまで培ってきた“認知”を放棄することになります。
どこで開業するかは“慎重かつ大胆に”決めたいですね。

類似の記事:

人気の記事:

はてなブックマーク - 私が5年前に司法書士事務所を千葉県浦安市で開業した“たったひとつ”の理由
Pocket