方向性は疑問から生まれる

「今の私が存在しているのはなぜだろう」とふと思うことがあります。
地元、宮城県栗原市に住んでいた18歳まではこれっぽっちも想像していなかった世界。
その後、4年間のひきこもり生活を経て司法書士事務所に就職し、現在に至ります。
これまでの自分の方向性を振り返ってみると「常に疑問を抱いてきた結果」であることがわかりました。
今日は、その私が抱いてきた疑問についてお伝えします。

就職活動に疑問

それまで何も考えることなく生きてきた結果、身動きが取れなくなり、ひきこもりになってしまいました。
私の学生生活はただただ何もない4年間です。
それでも留年せずに卒業できたことは奇跡としか言いようがありません。

それで、おそらく私がはじめて世の中に疑問を覚えたのが「就職活動」です。
友達がいなかったので就活仲間は当然いなかったわけですが、ちらほらとこんな話を耳にします。
※ちなみに私のとき(2003年卒)はいわゆる超氷河期時代です。

「俺なんか50社エントリーしたよ!」
「銀行に就職したいけど、ダメだったらしょうがないから商社でもいいかな。」

世間知らずの私は「就職活動って入りたい会社に入るための活動じゃないの?」と素朴な疑問を覚えるわけです。
これは今でも思います。
入りたい会社があったら自分で直接アプローチして、会社側も都度いい人材だなと思ったら雇用する。
それじゃダメなの? と。何でヨーイドンで活動が始まって合同説明会とかやるんだろうと。

一斉にやるから、周りと自分を比較して焦ったり、自分だけ内定もらえていないから絶望したり。
3年で新卒の3分の1が辞めちゃったり。
日本って一斉スタートが好きだなあと思っちゃいます。他の国はわかりませんが。

そんな私は「就活なんかやってられるか!」と何もせずそのまま卒業します。
ある意味ダメ人間なんですけどね。

その結果、縁あって司法書士事務所に就職が決まるわけですから人生どう転ぶかわかりません。

司法書士の営業先に疑問

司法書士の得意先といえばどこを思い浮かべますか?
これは今も昔も変わりません。「銀行」です。

司法書士といえば不動産登記のお仕事。
その中でも不動産を担保に融資を受ければ「抵当権」を設定します。
その登記をするのはもちろん司法書士。
銀行側が司法書士を指定するのが一般的です。
債務者に大事な契約書を渡して自分の不動産に本当に登記してくれるかわからないからですね。

だから、司法書士は開業した際には最寄りの銀行や信用金庫にあいさつに行くわけです。
「何かあれば遠慮なくおっしゃってくださいね。」とやんわり営業。

しかし、私は7年間の事務所経験で、銀行は無理だと悟りました。
銀行には“自分から”営業に行くのはやめようと誓ったわけです。
※この理由だけで一記事書けます。いつか必ず書きます。

それでも銀行に営業に行く司法書士は多いでしょう。
もちろんやりがいのある仕事だとは思います。
ただ、私には「向いてない」と思っただけです。

銀行の仕事がないと食べていけないと思っている司法書士は多いようです。
そんなことはありません。
私は開業以来お付き合いしたことはありません。
なぜかいただいたことはありますが(笑)

「銀行に営業に行かない」という方向性は、私佐藤良基という司法書士のまさにアイデンティティです。

事務所の組織拡大化に疑問

そして、ひとり事務所ですね。
やはり悩みました。ひとりで忙しくなりだしたときにどうするか。

悩みぬいて出した結果は「ひとり事務所」。
きっかけはプロフィールをぜひご覧ください。

【プロフィール】
⇒ http://ryoki-blog.net/profile.html

組織拡大化を否定しているわけではないです。
すばらしいことだと思います。
しかし、組織拡大化の意味がわからず、ただ忙しくなったことを理由に闇雲にヒトを雇うと…。
雇ったことのない人間の発言はこのへんで。

今の私は疑問の成果

何も考えずに生きていたら間違いなく私は流され人間になっていました。

ひとの意見に流される。
流行に流される。
景気に流される。
政治に流される。

流され人間はすぐに他人のせいにします。
常に疑問を持ちながら、主体的に生きていきたいですね。

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