資格がなくても今の仕事ができるとしたら、それでも今の仕事をやるだろうか。

「資格がなくても今の仕事ができるとしたら、それでも今の仕事をやるだろうか。」
こんなことをふと考えました。

司法書士だから登記の仕事をやる。
行政書士だから許認可の仕事をやる。
税理士だから税務の仕事をやる。
社会保険労務士だから労務の仕事をやる。
弁護士だから訴訟の仕事をやる。

これらは士業の世界では当たり前のことです。

でも、あれって思ったんです。
「もし仮に登記の仕事をやるのに司法書士の資格が不要だったとしたら、自分ははたして登記の仕事をやっていたんだろうか」と。

司法書士だから登記の仕事をやる。
司法書士じゃなかったら登記の仕事はやらない。

「あれ、これでいいのかな、俺」
そんなことを考えました。

なぜ、その仕事をやるのか

理念とかミッションとか。最近はみなさん掲げるようになりました。
ちなみに当事務所にもあります。

【司法書士事務所登記のミカタ事務所理念】
◯インフラの役割
永続的にサービスを提供し続ける存在としてお客様にとって欠かせないインフラとなります。
◯ゴールを示す羅針盤
登記はあくまで目的を達成するための手段であることを肝に銘じ、専門家としてふさわしいサービスを提供します。
◯節目の証人
重要なライフイベントに携わり、人生の「節目の証人」としてお客様の立場に立った言動を心がけます。
◯資産のボディガード
登記を通じて不動産及び法人を守るボディガードとしてお客様の重要な資産を守ります。
◯経験の還元
自らが経験することで生きた情報を積極的に集め、広くお客様に還元していきます。

そもそも司法書士になろうと思ったきっかけもひょんなことから。
私の場合、結論から言うと「何する資格かわからないけどとりあえず司法書士事務所に就職したから」です。
はじめから特に崇高な想いがあったわけではありません。
私のように結局は後付けのひとが多いんじゃないでしょうか(笑)

もちろん今は違います。
上記の理念は3年越しで完成しました。
これだけなんですけどね。
「うーん。うーん。」と唸ってできたものがこれです。

「なぜ、その仕事をやるのか」
私の場合、事務所理念というカタチで答えています。

司法書士という資格がなくなっても登記の仕事はするか

私はします。好きですからね。
司法書士という資格が将来なくなるかどうかはわかりません。

一時期名称を「法務士」にするとかしないとかいう議論がありました。
「法無視」って揶揄されてましたが(笑)

極端な話ですが、仮に国家資格が全廃されて自由化に…。
という流れになればそれはそれでいいのかなと。

資格の存在それ自体にこだわっていると、おそらく視野が狭くなって世間ずれしていくんだろうなあと。
大切なことは登記や司法書士の仕事を通じて「何をするか・何をやりたいか」に尽きる気がします。

変化の時代に対応していくために

私がこれから一番重要だと考えているのは「どんな時代、どんな社会になろうとも、変化に柔軟に対応できるスキル・能力・環境・考え方を身に付ける」ということです。
「ひとり事務所」もそのひとつのカタチです。

私ひとりでは政治も社会も変えられません。変えたいとも思いません。
業界に対する不満や意見もなくはないですが、変えたいとは思いません。
司法書士という資格のおかげで今現在の自分がいるのは紛れもない事実ですからね。

色々な考え方があるとは思いますが、私は「自分を変えること」で「自分のポジションを確立していきたい」という人間です。
だから人一倍「全体の把握」に気を遣います。
全体を把握して、自分が活きるポジションを探しています。

「そんなこと考えて生きてるの疲れない?」
とたまに聞かれます(笑)
でもいいんです。ゆでがえるにはなりたくないですから。

さいごに

哲学的な内容になってしまいました(笑)
しょっちゅうこんなこと考えてます。

なぜ、国家資格があるのか。
その理由はわかりきったことです。

でも、士業のビジネスに変化をもたらすのはいつも士業とは関係のない異業種であることがほとんど。
資格がなくても同じ仕事をやって成功するひとなら、資格業ならなおさら成功するはずです。

資格がないと成功しないのなら、それは「資格に依存している」ということ。
資格とビジネスを切り離して考えることで得られるものがきっとあるはず。

偉そうなことを行っていますが、私もまだまだ道の途中です。

「今、その資格がなくなったとしても、その仕事、続けますか?」

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