実務ができると独立してやっていけるんじゃないかという勘違い

今日のタイトル。独立前の私のことです。

22歳から7年半、ひとつの事務所に勤務し続けました。
司法書士試験には事務所に勤務しながら25歳のときに合格。
なかなか順調な佐藤青年でした。

「あれ? 俺もうやっていけんじゃね?」

司法書士試験に合格したとき、そう思いました。
当時すでに事務所に勤務してから3年半。大抵の仕事は任されていたと思います。

「試験も合格したし、経験もある。独立しても大丈夫じゃね?」

実際そう思いましたが、そこは慎重な佐藤青年。
じっくり考えます。

「ん? そういえば、うちの所長はどうやって営業してるんだろう?」

自分がゼロから開業したときをイメージしてみました。
イメージしてみると、当たり前ですがお客さんがいなかったのです。

「おいおい、どんなに実務経験があったって、お客さんがいなかったらそもそも実務ができないじゃないか」
「ん? そういえば、うちの所長はどうやって集客してるんだろう?」
と、はじめて「集客」という概念に佐藤青年はたどり着きます。

今まで当たり前のように「実務」をこなしていたわけですが、はじめて「顧客」を意識します。
私はこんな当たり前のことにようやく気付き、ここから「経営」の勉強を始めます。

「独立しなくてよかった…。」

それにしても、資格取るためにはみんなあんなにお金と時間をかけるのに、取った後になると、もっとやること多いはずなのに、急に勉強しなくなるよなあ。実務の勉強はしても経営の勉強はしないの。なんでだろ。(佐藤青年心の声)

専門的な能力と経営する能力は別物

これを勘違いして独立してしまうひとが多い気がします。
(独立のタイミングはひとそれぞれですし、私がいい悪いをとやかく言うことではないのですが。)

でも、私は「あれ? 俺もうやっていけんじゃね?」と思ったときに独立しなくて本当によかった。

「専門的な能力と経営する能力は別物」
このことにまったく気付いていなかった。

「顧客なくして実務なし。実務なくして顧客満足なし。」
といったところでしょうか。

佐藤青年が独立するのはそれから4年後の29歳のときになります。

結局今でも経営が大変なことについては変わりないですけどね(笑)

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