あえて「しないこと」について情報発信してみる。

自分が「できること」「やりたいこと」についての情報発信。
これは当然やった方がいいことですし、とても重要なことです。

今日は、その逆にあたる「しないこと」について。

司法書士の「できること」

まず「しないこと」の前に「できること」について。
司法書士が「できること」は大きく分けると次のとおりです。
※各業務の詳細は省略します。

・土地建物の登記
・会社の登記
・遺言作成業務
・裁判業務
・債務整理
・成年後見業務

佐藤が「しないこと」

次に「しないこと」。
私は上記6業務の内、「裁判業務」「債務整理」「成年後見業務」については業務として行っておりません。
問い合わせがあった場合はすべて他の司法書士を紹介しております。

【注意】司法書士法第21条(依頼に応ずる義務)
第21条 司法書士は、正当な事由がある場合でなければ依頼(簡裁訴訟代理等関係業務に関するものを除く。)を拒むことができない。
※私は問い合わせがあった場合、ご納得いただいてから他の司法書士を紹介しております。

なぜ「しない」のか

上記6業務、これらすべての業務が片手間でできるほど簡単な業務ではありません。
当事務所はブログのタイトルのとおり、私ひとりで経営しております。
すべての業務をそつなくこなすことは難しいといわざるを得ません。
法改正や研修などでの知識習得にも相当の時間と費用がかかるでしょう。

だから私は「登記手続き一本」に絞ったわけです。

なぜ「しないこと」をわざわざ伝えるのか

正直に告白します。「できない」からです。
「裁判業務」「債務整理」「成年後見業務」
上記3つ、私は経験がないから「できない」のです。

お客様にとっても経験がない私より、経験がある他の司法書士の方がいいに決まってます。
もしお客様に聞かれたら「経験がない」と私は正直にお伝えしています。

でも「できない」と「しない」では大違い。
「できない」は能力がない。「しない」はポリシー・信念です。

私は考えました。考えた結果、行き着いた結論は…

「できないんじゃない、しないんだ。」

「できない」を「しない」に変える。

具体的には以下の表現になりました。

「一般的な司法書士事務所では、債務整理や成年後見など司法書士業全般を扱っていますが、当事務所では登記を専門に扱っております。理由は、登記業務に専門特化することによって他の司法書士事務所よりもプロフェッショナルな仕事をスピーディかつ高品質で、しかもリーズナブルに遂行でき、それがお客様にとって最大のメリットになると考えているからです。」

伝わり方が全然違います。
だから私ははじめから「しない」と伝えることにしました。
「できない」ことも伝え方ひとつで「お客様のメリット」に変わります。

全部できるひとなんて世の中には存在しません。
「できないこと」は「しないこと」。
決して強がりじゃないです(笑)

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